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現在、ウエスタンブロットが研究室で大流行です。
猫も杓子もウエスタン、ウエスタンをやることがトレンド☆
…ではなくただ、ウエスタンブロットをやる人が増えただけです…(^_^;)

これは、タンパク質を調べるときに使うの手法(?)です。
所要時間4〜5時間(最初手際が悪くて6時間以上かかったけど、今日とかは5時間くらいでできた[:拍手:])。
しかもPCRと違って、機械に入れてあとは待ち時間…ではないので、やってる間結構拘束されっぱなしです。PCRは楽だったなぁ、と最近しみじみ思います。PCRは終わったら普通に電気泳動して、エチジウムブロマイド(危険[:唖然:]発がん性あり)で染色して紫外線を当てる機械に入れて、写真を撮ってお終い。時間的には5時間ぐらいかかるけど、そのうち4時間はPCRで、その間は完全に待ち時間だからなぁ。

ウエスタンブロットは、最初にSDS-PAGE(エスディーエス・ペイジ)という電気泳動をやって、そしたら泳動されたものを専用の紙みたいなのに転写。紙に、まずは探したいタンパク質に対する抗体(一次抗体)、次に一次抗体に対する抗体(二次抗体)をくっつけます。
二次抗体を光らせる液に浸した後、ここで取り出しますはフィルム。そして、現像液を用意。この工程は写真を現像するときのような暗室でやります。そうしないとフィルムが感光してしまうから…。だからなんか、写真部、もしくは写真屋さん[:カメラ:]やってるみたいな気分に[:ニョロ:]
フィルムと、光っている(はず。目では見えないけど実は光っている)紙を合わせて、光り具合をフィルムに焼付けます。
そのフィルムを、develop → stop → fixの3つの液に順に浸していくと現像(?)、現像(?)の停止、固定される仕組み。
developperに漬けすぎると、現像が進みすぎてフィルムが真っ黒になってしまうので、いい感じのところでstopに移さないといけない。これがまだ私には難しくて…。ついつい「もう少しかな…」と思って、結局黒っぽくしてしまう…[:ムニョムニョ:]

この間まで、SDS-PAGEの正式名称を言えるように頑張っていました。
“Sodiumu Dodecyl Sulfate PolyAchrylamide Gel Electrophoresis”
「ソディウムドデシルサルフェート ポリアクリルアミドゲル エレクトロフォレシス…」と突然言い出しながら[:イヒヒ:]覚えました。

当面は、たぶん10月までは絶対、この手間のかかるウエスタンブロットからは離れられないと思われます…。
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