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今日は金曜日なので、研究室のゼミがありました。
どの研究室に所属するかにもよりますが、 そのゼミの大半の時間を占めるのが、各自が読んだ論文をみんなに紹介して新しい情報を共有しようという「ジャーナルクラブ」。 大抵の研究室では、スタイルは違えど英語の論文を読んで発表という時間があるようです。 専門用語がたくさんの英語論文を読んで、まとめて、発表するということで、大抵の3年生(きっと4年生も)はいっぱいいっぱいになります(笑) 今日の発表は4年生の先輩が担当でした。 なんだか毎回、中盤あたりから何の話をしているやらわからなくなってくるんですが、今回もいつも通りなんだかよくわかりませんでした(-_-;) そして毎回思うのですが、新しい情報を「効率よく」共有しようという趣旨のはずが、単なる英語の勉強の時間になっている気がして仕方がありません。 とりあえず論文の訳の間違いがやたら指摘されて、さらに英語が読み切れなかった・解釈を間違ったということで質問に答えられない、なんていうことが毎回あります。 英語が苦手な人のための特別講座、というのであれば今のままでも構わないのですが、内容を共有することが目的なので現状は無駄が多いと思います。 現在行われているような論文の紹介を聞いて内容を理解できる人たちは、自分で読んだ方が早いのではなかろうか… そんなことを考えながら発表を聞いていて思い出したのが、ある外人助教授の言っていたこと。 「日本人の優れた研究者は、英語が上手でないばっかりに一流の研究者として認められない」 というようなことを言っていたと思いますが、なにぶん英語が上手でないので本人に確認するのはご勘弁を(笑) 日本人の教授たちがこぞって論文のチェックをこの先生に頼むために出た言葉ですが、とりあえず皆様、まともな英語で論文を書くことはできないらしいです。 その教授たちもきっと「ジャーナルクラブ」的な英語トレーニングから研究生活が始まったはず。 ということは、あんまりよろしい方法ではないのでは…? よく「英語力」なんて言いますが、論文を読んで内容をまとめて発表することはできても、書けないし喋れないという先生が多いみたいです。 工学部の先生は英語が達者、という話を聞いたことがあるのでどこの大学でも状況が同じとは言えませんが、英語のトレーニングをするなら別の方法を考えた方がいいと思います。 この前「iSpeech」というマックのフリーソフトを使ってみました。 英語や日本語の文章を読み上げてくれるという、飽きたら2度と使わなくなりそうなソフトですが、このソフトに含まれている和訳が意外と正確で驚きました。 もちろん妙な訳をしてくれるところもありますが、自分の読んだ論文の内容がそれなりに訳されたので、これは使えるじゃん!と思ったわけです☆ 日本人が英語を覚える前に、パソコンのソフトが完璧な和訳をするようになるかもしれませんね。 PR
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